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2017年に読んで良かったサイエンス関連の本14選

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2017年も本を100冊近く読んだ。

僕の専門ということもあり、趣味としてサイエンス本を専門書含め読んできたので、今回はその中でも比較的一般の人にも読みやすい本を紹介しようと思う(それでもある程度知識がないと理解が難しい本が多いが)。

 

2017年に読んだサイエンスの良書

タンパク質の一生
タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)

タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)

 

すべての人間に捧げたい良書。

少々専門知識が必要だが、タンパク質が体の中でどの様につくられ、どう機能しているのかが明瞭に綴られており、読後の納得感がやばかった。

自分の体を構成するタンパク質について学ぶことは、もはや全人類にとっての義務だと思う。

 

細胞の中の分子生物学
細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門 (ブルーバックス)

細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門 (ブルーバックス)

 

ブレイクスルー賞を受賞した京大の森先生の分子生物学の本。

分子生物学の基本的な点についてもわかりやすく書かれているので、少々知識のある人ならスムーズに読むことができる。

そして何より本の後半では、森先生の専門分野である小胞体ストレス応答について要点を絞って書かれている。小胞体ストレス応答に関するわかりやすい本が少ない中で、非常にありがたい本である。

 

新しい発生生物学
新しい発生生物学―生命の神秘が集約された「発生」の驚異 (ブルーバックス)

新しい発生生物学―生命の神秘が集約された「発生」の驚異 (ブルーバックス)

 

発生生物学に関するわかりやすい本はなかなかない。

そんな中でこの本は、発生生物学に関する最低限の知識をわかりやすく学ぶことができる希少価値の高い本だ。

特に分化のメカニズムについて、詳しく明快に書かれているので、生命科学を学ぶ人は必見だと思う。

本来なら専門書を読んだほうが良いのだが、発生生物学への興味を短時間で深めたいという人におすすめ。

 

新しい免疫入門
新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで (ブルーバックス)

新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで (ブルーバックス)

 

免疫学の世界的権威、阪大の審良先生が書かれた本。

過去の偉大な研究成果から最近の成果までが網羅されており、免疫学のパイオニアの一人として、常に最前線を走っている審良先生だからこそ書くことのできる内容だ。

自然免疫について詳しく書かれている。

専門用語も多く複雑な免疫機構についてシンプルにまとめられているので、免疫学を学ぶための最初の一冊としても非常におすすめである。

 

現代免疫物語 
現代免疫物語―花粉症や移植が教える生命の不思議 (ブルーバックス)

現代免疫物語―花粉症や移植が教える生命の不思議 (ブルーバックス)

 

審良先生の師匠でもある岸本先生が書かれた本。

専門的なメカニズムについてはそこまで多くなく、免疫学の歴史的な観点からひとつのストーリー的な内容になっている。

普通に読み物として面白いのでおすすめ。続編も既に購入しているが時間がなくて読めていないので、読み終わったらレビューしたいと思う。

 

エピジェネティクス
エピジェネティクス――新しい生命像をえがく (岩波新書)

エピジェネティクス――新しい生命像をえがく (岩波新書)

 

阪大仲野先生の本。

エピジェネティクスに関するわかりやすく詳しい本はあまりないのだが、この本は一冊まるまるエピジェネティクスについてコンテンツ盛り沢山で書かれている。

そもそもエピジェネティクスについては未解明なことも多いのだが、メカニズムについては読者に納得の行く形で説明がされているのでおすすめである。

生命科学の基本知識がないと少々理解が難しい本だと思う。

 

CRISPR - 究極の遺伝子編集技術の発見
CRISPR (クリスパー)  究極の遺伝子編集技術の発見

CRISPR (クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見

  • 作者: ジェニファー・ダウドナ,サミュエル・スターンバーグ,櫻井祐子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/10/04
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

今年はゲノム編集に関する本を多く読んだ。

超未来的技術のCrispr Cas9の発見者、ダウドナ博士の書いた半自伝的な本である。

Crispr発見の歴史的なエピソードが多く、メカニズムについては詳しく触れられていないが、ゲノム編集の概念から展望、社会実装するための課題などが非常に明快に書かれており、現在の生命科学技術の社会的ポジションを再認識することができる。

 

ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー 
ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー

ゲノム編集の衝撃 「神の領域」に迫るテクノロジー

 

ゲノム編集の概念をわかりやすく学ぶことができる本。

現在の社会的課題となっている難病治療に対してゲノム編集がどれほど影響力をもたらすのか、具体的な例を挙げて説明されているので、専門的な知識がなくとも理解しやすい。

ゲノム編集の入門書に最適な本だと思う。

 

ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃
ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃 (講談社現代新書)

ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃 (講談社現代新書)

 

ゲノム編集系の本ではこの本が一番良かったかもしれない。

転写、翻訳といったタンパク質合成の基本に関する説明から、現在のゲノム編集研究の社会的課題、ITと組み合わせたときにどのような社会的変化を引き起こすポテンシャルを秘めているのかが極めて未来的な視点で説明されている本なので、生命科学に関する専門知識をある程度持っている人でも視野が広がるような本である。

非常におすすめ。

 

ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか
ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか? 生命科学のテクノロジーによって生まれうる未来

ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか? 生命科学のテクノロジーによって生まれうる未来

 

ジーンクエストの高橋祥子さんが、科学ベンチャーの経営者的視点と研究者的視点の両軸でゲノム編集について語る本。

研究現場と一般社会でいかにテクノロジーに関する認識のギャップがあるのか、それを埋めることの社会的価値がいかに高いのかをわかりやすく学ぶことができる。

生命科学について全く知識のない人におすすめ。

 

山中先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた 
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた (講談社+α文庫)

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた (講談社+α文庫)

 

iPS細胞の権威、山中先生の半自伝。

研究者としてのプロ意識と、過去の興味深いエピソード、再生医療の社会価値についてまるっと学ぶことができ、読み物として純粋に面白い。

研究者にもそうでない人にもおすすめできる。 

 

大栗先生の超弦理論入門 
大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス)

大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス)

 

CalTechの天才、大栗先生の超弦理論の本。

複雑な数式なしで、ひも理論の概念を非常にわかりやすくまとめられている。その言語化能力は流石としか言いようがない。

超弦理論に関する本は何冊か読んだが、難しすぎず易しすぎずのバランスが一番取れているのがこの本なのでおすすめ。

 

睡眠の科学
睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか (ブルーバックス)

睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか (ブルーバックス)

 

寝ることが好きすぎるので読んでみた本。

睡眠をする理由とは何か、どのようなメカニズムで眠りに落ちるのか、考えてみればなぜだろうと思うことに関しての答えが書かれている。

人生の3分の1の時間を費やしている睡眠に関しての知識をみんな学ぼう。

 

真理の探究
真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 (幻冬舎新書)

真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 (幻冬舎新書)

 

物理学者の大栗先生と、仏教学者の佐々木先生の対談形式の本。

物理と仏教という、一見似ても似つかない概念の間における、共通点や違いについて次から次へと議論が膨らみ非常にワクワクする。

内容はもはや哲学なので、時間をかけて思考しながら読んでほしい。

 

まとめ

サイエンスを学べばもっと豊かな未来を想像できるようになるので、みんなもっと科学に触れよう。

マニアが悩み抜いて選んだ最高にエモい90年代洋楽ヒップホップ10選

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最近「エモい」というワードが流行っているが、音楽にもエモさは存在する。

先日以下のようなエントリーを見かけた。

www.ru-put.xyz

 

まさにエモすぎる選曲。

この記事を見た後、椎名林檎のアルバムを全て聞き直した。個人的には「心」が一押し。

 

ヒップホップにおけるエモさとは

僕が一番詳しい音楽は90年代のヒップホップだが、実は90年代のヒップホップにはエモさが溢れているということに気づいた。

ここでヒップホップにおけるエモさの定義をしておこう。

ヒップホップにおいては、「エモさ=哀愁」だ。

切ないというか心臓が締め付けられるというか、過去の記憶を思い起こさせるような、もう一度時間を過去に戻したくても戻すことの出来ないもどかしさのようなものだ。

単にレイドバックしたゆったりした曲調でリラックスもしくはチルできるような曲という定義には到底収まるものではない。

それは歌詞の内容然り曲調然り、音楽の全体像から感じられるものであり、90年代ヒップホップはエモい名曲の宝庫だ。

 

今回の記事では選定に苦労したが、独断と偏見で90年代のエモい洋楽ヒップホップを10曲紹介しようと思う。

 

エモい90年代洋楽ヒップホップ10選

1. Memory Lane (Sittin' In Da Park) / Nas 
Memory Lane (Sittin' In Da Park)

Memory Lane (Sittin' In Da Park)

  • Nas
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

もはやMemory Laneという曲名からしてエモさを醸し出している、文句なしにエモい一曲。

DJプレミアのトラックが何とも幻想的かつそれに乗っかるナズのラップがコンシャス過ぎて、まるで過去にトリップしているような気分にさせてくれる。

デビューアルバムからこんなエモい曲を作っている時点で脱帽と言ったところ。流石ナズ。

同アルバムは「The World Is Yours」や「One Love」といったエモい楽曲が多く、エモいとはなんたるかの教科書的アルバムなのではないかと思うので是非手に取ってみてほしい。 

The World Is Yours

The World Is Yours

  • Nas
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
One Love

One Love

  • Nas
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

2. Eye Know / De La Soul 
3 Feet High & Rising

3 Feet High & Rising

 

iTunesで配信されていないようだが、1stアルバム収録のEye Knowこそ彼らのエモさの集大成的一曲だ。

曲全体として切なくもありどこか爽やかさを感じる一曲で、フック(ヒップホップにおけるサビのこと)ではリリックもなく単純に音だけを聞かせるスタイルがまたエモい。

「I know I love you better」というフレーズがそもそもエモい。あまり有名な曲ではないようだが、もうとにかく聞いてほしい一曲。

youtu.be

 

3. Bonita Applebum / A Tribe Called Quest
Bonita Applebum

Bonita Applebum

  • ア・トライブ・コールド・クエスト
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

ファンからしてみれば、ATCQのメンバーのQ-Tipという存在自体がエモいのだが、共感いただけるだろうか。

低めの声で「Bonita Applebum, you gotta put me on.」というささやきを繰り返す部分は特にエモい。

あと間の取り方が絶妙でトラックの哀愁を引き立たせているのも加わって絶妙な化学反応が起き、結果的にエモくなっているのだ。

計算せずともエモくなってしまうATCQの才能に感謝。

 

4. They Reminisce Over You (T.R.O.Y.) / Pete Rock & CL Smooth
They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)

They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)

  • ピート・ロック & C.L.スムース
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

亡き友に捧げられた曲ということでエモポイントが高い。

「Reminisce」という単語ほどエモさを象徴する言葉はないと思う。エモさとはReminisceなのだ。

「When they reminisce over you」とラップしてフックに入るまでの流れとか、フックで流れるジャズ的なサウンドが相当エモい。

決して暗い曲ではないし、バラード的な曲でもないのだが、エモさを感じるのだ。

 

5. Big Poppa / The Notorious B.I.G.
Big Poppa

Big Poppa

  • ノトーリアス・B.I.G.
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

この曲はサウンドや曲の構成が特にエモい。

アイズレー・ブラザーズのサンプリングで聞いた瞬間相当チル度の高い一曲だとわかる。

しかし音だけでなく、ビギーのラップの途中でPuff Daddyの哀愁たっぷりのチャットに移ったりと、言葉でもエモさを感じられる作りになっている。

キャッチーでもありドープでもあり、もちろんエモい。

 

6. Miss U / The Notorious B.I.G.
Miss U (2014 Remastered Version)

Miss U (2014 Remastered Version)

  • ノトーリアス・B.I.G.
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ビギーで一番エモい曲はこれ以外ないだろう。

なんていうのかうまく言葉で説明が出来ないが、曲全体を俯瞰したときに最大限のエモさを感じる。とにかく誰が聞いても空気感がエモいのだ。そして歌詞の内容は切ない。

もうとにかく四の五の言わずに聞いてもらえれば一瞬でエモいと思って頂けると思う。

 

7. This DJ / Warren G
This D.J. (feat. O.G.L.B.)

This D.J. (feat. O.G.L.B.)

  • ウォーレン G
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

90年代の西海岸はチル度の高いレイドバックした曲が多いので、必然的にエモさも上がってくるのだが、一番はこの曲だろう。

チル度の高い曲作りに関してはウォーレンGの右に出るものはいない。ドクタードレーでも彼には敵わない。

数あるGファンクの中でもこの曲は最もレイドバックしており、エモいと断言できる。 

 

8. Born 2 Live / O.C.
Born 2 Live

Born 2 Live

  • O.C.
  • イースト・コースト・ ラップ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

この曲はサンプリングの元ネタが卑怯である。もうこんなんエモいに決まってる。

シリアスな歌詞の内容もエモさを強調している。

この曲だけリピートしていると脳がとろけてしまう感じがする。 

 

9. Ex-Factor / Lauryn Hill
Ex-Factor

Ex-Factor

  • ローリン・ヒル
  • R&B/ソウル
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

「ローリン・ヒル+バラード=エモい」という方程式が必然的に出来上がってしまっている。

歌声、元恋人への気持ちを綴った歌詞の内容、バラード的な曲調など、隙きのないエモさだ。

初めて聞いたときは胸を強く締め付けられる感じがした。英語があまりわからない人でもこの曲のエモさはわかると思う。

同アルバム収録の「To Zion」という曲も中々エモい。

To Zion

To Zion

  • ローリン・ヒル
  • R&B/ソウル
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

10. Moment Of Truth / Gang Starr 
Moment of Truth

Moment of Truth

  • ギャング・スター
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ギャングスターの中では珍しくエモい一曲。

トラックもエモいのだが、MCのGuruの低い声質はかなりエモいのではないかと感じる。

個人的にエモい曲は何回もリピートしたくなるのだが、この曲も例に漏れず何度リピートして聞いたかわからない。

 

番外編. The Light / Common 
The Light

The Light

  • コモン
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

90年代ではないので番外編として紹介するのがコモンのThe Light。

フックのコーラスが相当エモい。

「When you'll need someone I will be by your side.」というフレーズはもうエモすぎて惚れる勢いだ。

もちろんリピート必死。

 

まとめ

10曲に絞るのは相当苦労したが(絞れてない)、 こんな感じ。

エモい曲に出会えると生きてて良かったと思えるので、これからもこのエモい曲たちを聞いていこうと思う。

他にもエモい曲があれば是非教えて頂きたい。

 

下記の記事でも良質なヒップホップを紹介しているので興味のある人は是非。 

weird1103.hatenablog.com

weird1103.hatenablog.com

weird1103.hatenablog.com

 

仕事ができるようになるために読むべきおすすめの良書9選

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仕事ができるようになるためには他人の考えを取り入れ、自分で思考することが不可欠だ。

僕も社会人になってからはビジネス関連の本を読み漁り、実践することでビジネススキルを磨いてきた。

今回の記事では仕事をする上で必要なマインドセットや思考のスキル、コミュニケーション力の向上に役立つ良書を9冊紹介しようと思う。

 

仕事ができるようになるために読むべき本9選

マインドセットに役立つ本

変わり続ける -人生のリポジショニング戦略-
変わり続ける―――人生のリポジショニング戦略

変わり続ける―――人生のリポジショニング戦略

 

自分のキャリアをどうすべきか迷っている人に読んでほしい本。

SONYの元社長の出井さんは決して順風満帆なキャリアではなかった。しかし人一倍苦労して人より多くの部署を経験したからこそ、広い視野と判断力を手に入れた。

決して楽をして成功などは出来ないし、これからの時代は特に失敗や挫折を経験し、多くの学びを得た者が評価される時代になる。

とにかく重要なのは、個人としての価値を上げるためには他人より多くの経験をすべきということだ。

 

採用基準
採用基準

採用基準

 

ビジネスで重要なのはリーダーシップと思考力だ。

リスクを取って決断することができるか、過程より成果に重きを置けるかがリーダーとしてのマインドである。

また知識に頼ることなく常にゼロベースで考え、既存の枠組みに囚われないことが組織を成長させる。

マッキンゼーがビジネスマンに求めていることを詳しく学ぶことができる本である。

 

見抜く力 -リーダーは本質を見極めよ-
見抜く力 リーダーは本質を見極めよ

見抜く力 リーダーは本質を見極めよ

 

リーダーだけでなくビジネスマンに必要な観察力、本質を見抜く方法が学べる。

自社が儲かっていないのはなぜか、人間関係を良好にして成果を出すにはどうすればいいか、自社の強みと弱みだけでなく時代の流れを考えた上で戦略を立てるにはどうすればよいか等、マーケティングの基本がまとめられている。

筆者の考えが色濃いので書かれていることが必ずしも全てが正しいわけではないが、成功者の一意見として取り入れ視野を広げたい。

ソフトバンク社長の孫さんも一押しの一冊。

 

経営の教科書 -社長が押さえておくべき30の基礎科目- 
経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目

経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目

 

経営者視点でのビジネスに対する着眼点がスッキリとまとめられている。

大企業では特に経営者と関わる機会もなく、経営陣の思考を学べる機会が少ない。この本では経営陣がビジネスをする上で重要視すべきことが学べるので、経営視点を持って仕事に取り組むことができる。

僕自身この本を読んで経営理念の大切さを改めて意識することとなった。大企業やベンチャー企業に関わらず会社全体として理念をいかに共有できるかは非常に重要であり、そのような会社のほうが絶対に強い。

自社の現状や自分の仕事への取り組み方と比べながら本書を読めば、改善点が見えてくるかもしれない。

 

思考力を鍛える本

イシューからはじめよ -知的生産の「シンプルな本質」-
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

元マッキンゼーで現YahooのCSO、安宅さんの書いた良書。

問題解決方法について書かれた本で、この本より優れた本は無いと断言できる。

問題の本質(イシュー)の見つけ方と仮説の立て方について具体的に説明されているので、特に解くべき問題を間違わないためのテクニックを学ぶことができる。

犬の道まっしぐらにならないためにもイシュー度の高い問題を見極め、ゴールまでの筋道を立てて行動に落とし込むようにしたい。

この本を繰り返し読み実践することでビジネスレベルは確実に上がる。常にデスクに置いておきたい本。

 

考具 -考えるための道具、持っていますか?- 
考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

 

アイデアマンがどのような思考をしているのか、そのためにどのようなツールを使っているのかを学べる本。

抽象的な思考方法ではなく、方法を動作レベルにまで具体的に落とし込んで説明してあるので、実務ですぐに使えるテクニックが身につく。

個人的には「七色いんこ」という方法が印象的だった。消費者目線で考えるためにも、とにかく徹底的に相手になりきることの重要性を再認識した。

この本に書かれているテクニックを使えるようになれば思考の幅は広がるに違いない。

 

アナロジー思考
アナロジー思考

アナロジー思考

 

抽象的思考力は解くべき問題を見つける上で大切な能力だ。そのためのアナロジー(類推)という技術を本書では学ぶことができる。

アナロジーとは複数の物事における構造的類似点を探すことである。

既知の枠組みや考え方を未知の領域に適用したり新しい発想に応用するために、アイデアを別の領域から借りてきて適用するといった、アナロジーを使ったマーケティングに役立つ思考プロセスが学べたことは非常にためになった。

問題の無駄を削ぎ落とし、一般化、単純化、構造化して考えるためのテクニックがわかりやすくまとめられているので、読めば目の前の事象だけにとらわれずに問題の本質を見抜くことができるようになるだろう。

 

コミュニケーション力を鍛える本

伝え方が9割
伝え方が9割

伝え方が9割

 

コミュニケーションの基本である伝え方についてわかりやすくまとめられた名著。

相手にイエスと言わせるための具体的なテクニックや、魅力的な文章の作成方法を学ぶことができる。

対面での会話だけでなくビジネスメールなどにも応用できるコツを身につけられるので社会人は一読の価値あり。

文章だと感情は中々伝わりにくく誤解を招くことも多い。本書で学んだ「メールは感情30%増量で文章を作成する」という人の懐に入り込むテクニックは、僕も仕事する上で活かしている。

 

「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ  
「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ

「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ

 

わかりやすい説明方法についてわかりやすくまとめられた良書。

上司部下間の報連相やプレゼンテーションなどでは、コミュニケーションミスをなくすためにわかりやすく説明する技術が必須である。

重要なのは数を多くしすぎず3つに絞ること。

3つの視点で情報を整理し、3つの構造で考えをまとめ、3つの動作で伝えるということを普段から意識し身につけることで説明力を向上することが出来た。

このように伝えるべき内容の選び方と、伝える際のテクニックを具体的に学ぶことができる、非常に読みやすい本なのでおすすめ。

 

まとめ

良書を読んで常に視野を広げ、ビジネスレベルを上げていこう。

ビジネス以外の本についてもまた別の記事で紹介したい。

何から聞けばいいかわからない洋楽ヒップホップ初心者が、とりあえず聞くべきおすすめのラッパー13選

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ヒップホップに興味があって聞いてみたいと思っているけれども、何から聞けばいいかわからない人が多いと思う。

ヒップホップは時代とともにスタイルが変遷してきたので、年代によって流行りの言い回しやビートも違ってくる。しかし本当に良い楽曲というものは時代が変わっても良いものであり続けるし、時代遅れになることは無いと思っている。ヒップホップを聞き始めた初心者の方にこそ、いつまでも色あせないヒップホップをできるだけ早い段階で聞いてほしい。

今回の記事ではヒップホップを最近聞き始めた方に、是非とも楽曲を聞いて頂きたいラッパーを紹介しようと思う。 

 

とりあえず楽曲を聞くべきおすすめのラッパー13選

1. Nas 

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King Of NYの異名を持つナズ。

彼の楽曲はシンプルで硬派なビートが多く、聞けば聞くほど良さが分かる。

史上最高のリリシストとも言われており、リリックの深さや言い回し、韻の踏み方等どれを取っても最高レベルだ。

多くのラッパーに影響を与え、リスペクトされている理由は彼の楽曲を聞けば分かるだろう。

おすすめのアルバム
Illmatic

Illmatic

 
Stillmatic

Stillmatic

 

 

2. Jay-Z

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Nasと共にNYを象徴するラッパーといえばジェイZだ。

ラップの旨さ、カッコ良さは超一流。ハスラーからビリオネアへと成り上がった彼のリリックには説得力があり、常に世界のトレンドを開拓してきた。

ヒップホップをアンダーグラウンドなものからメインストリームなものにすることに貢献したという意味でも彼の功績は大きい。

おすすめのアルバム
Reasonable Doubt

Reasonable Doubt

 
ザ・ブループリント

ザ・ブループリント

 

 

3. The Notorious B.I.G.

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東西抗争の東海岸の犠牲者となってしまったビギー。

キャッチーなサウンドは初心者でも聞きやすいが、歌詞の内容はハードなものが多く、ラップのスキルも相当高い。独特の声でタイトにライムしていくスタイルはカッコ良すぎて何回もリピートしたくなる。

1st、2ndアルバムともに誰もが認めるクラシック。

おすすめのアルバム
レディ・トゥ・ダイ

レディ・トゥ・ダイ

  • アーティスト: ザ・ノトーリアス・B.I.G.
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/11/11
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 
Life After Death

Life After Death

 

 

4. 2Pac

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東西抗争の西海岸の犠牲者で、ギャングスタなスタイルは今でも信仰者の多い2パック。

過激なのは歌詞だけでなく実生活にも及んでおり、彼のライフスタイルはリリックにも存分に反映されている。

ビギー、2パックがもしも今も生きていたら、ヒップホップはどうなっていたのだろう。

おすすめのアルバム 
GREATEST HITS

GREATEST HITS

 
All Eyez on Me

All Eyez on Me

 

 

5. Dr. Dre

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西海岸を幾度となく盛り上げ、ヒップホップを常にネクストレベルに導いてきた偉大なるラッパー・プロデューサーといえばドクター・ドレーだ。

90年台はシンセサイザーを使ったGファンクというスタイルのビートを、2000年台には太くて重厚なオリジナルなビートを持ち込みヒットを連発した。彼のサウンドは今聞いても全く古さを感じさせない。

スヌープ・ドッグ、エミネム、50セントなどのスターラッパーを発掘したという意味でも功績は大きく、数々の客演もこなしている。

おすすめのアルバム
Chronic

Chronic

 
2001

2001

 

 

6. Snoop Dogg

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ドレーとともに西海岸ヒップホップに注目を浴びせた男がスヌープ・ドッグだ。

独特な声とスタイルで唯一無二のキャラクターの彼は常に地元をレペゼンし、最近では若手の育成にも力を入れている。

ファーストアルバムが断然おすすめなので彼の世界観を味わってほしい。

おすすめのアルバム
ドギー・スタイル

ドギー・スタイル

  • アーティスト: スヌープ・ドギー・ドッグ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: CD
  • 購入: 1人 クリック: 6回
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7. Wu-tang Clan

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個性的なキャラのラッパーたちの集団、ウータン・クラン。

MC陣の掛け合いが面白く、それぞれのスキルの高いライムを聞くことができる楽曲が多い。

メンバーたちはソロでも活躍し多くの名曲を残しているが、才能あるMCたちが織りなすウータンでの楽曲は良い。

おすすめのアルバム
燃えよウータン(期間生産限定盤)

燃えよウータン(期間生産限定盤)

 

 

8. N.W.A

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ギャングスタ・ラップを全米に知らしめたN.W.A。

アイスキューブの旨すぎるラップと深いリリック、ドレーのビート、イージー・EのキャラクターにMCレンとDJイェラが脇を固めた隙のないグループだ。

とにかく悪いラップをしているので聞いてみて合うか合わないかは判断してほしい。

今思えばアイスキューブとドレーという二つの才能が同じグループに存在していたことが奇跡である。

おすすめのアルバム
Straight Outta Compton

Straight Outta Compton

 
Niggaz4Life(+100 Miles and Runnin’)

Niggaz4Life(+100 Miles and Runnin’)

 

 

9. A Tribe Called Quest

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ギャングスタではない、等身大のヒップホップを聞かせてくれるATCQ。

ラップのスキルとサウンドのカッコ良さはもちろんだが、他では味わえない楽しいヒップホップが多いので特におすすめできる(そういう意味ではデラソウルもおすすめ)。

僕の好きなラッパーの中でもかなり上位に入ってくるので是非聴いてみてほしい。

おすすめのアルバム 
ロウ・エンド・セオリー(期間生産限定盤)

ロウ・エンド・セオリー(期間生産限定盤)

 
ミッドナイト・マローダーズ(期間生産限定盤)

ミッドナイト・マローダーズ(期間生産限定盤)

 

 

10. Gang Starr

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ジャジーなヒップホップといえばギャングスター。

DJプレミアの超聞きやすいビートにグールーの低い声のラップが相性抜群で名曲が多い。

DJプレミアは他のアーティストにも名曲を提供しているので、チェックしてみるといいだろう。

おすすめのアルバム
ハード・トゥ・アーン

ハード・トゥ・アーン

  • アーティスト: ギャング・スター,ギャングスター
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2014/11/19
  • メディア: CD
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モメント・オブ・トゥルース

モメント・オブ・トゥルース

  • アーティスト: ギャング・スター,ビッグ・シャグ,クラム・スナッチャ,G-デップ,スカーフェイス,ジョジョ,インスペクター・デック,ハンニバル,M.O.P.,フレディ・フォックス,シギー・シャ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/04/08
  • メディア: CD
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11. Eminem

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史上最も成功したラッパー、エミネムは知っている人も多いと思う。

かつては毒舌なキャラを演じ話題性をかっさらっていった彼だが、ポジティブな内容の曲も多い。

彼はラップに関して相当なスキルの持ち主であり、韻の踏み方もフロウも耳に残るパンチラインも超一流なので、スキルの高さを実感できると思う。

おすすめのアルバム 
Marshall Mathers Lp by EMINEM (2012-08-01)

Marshall Mathers Lp by EMINEM (2012-08-01)

 
ザ・エミネム・ショウ

ザ・エミネム・ショウ

  • アーティスト: エミネム,ディナ・レイ,D12,ドクター・ドレー,ネイト・ドッグ,ヘイリー・ジェイド,オービー・トライス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/08/16
  • メディア: CD
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12. Kanye West

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カニエ・ウエストもヒップホップの発展に貢献し続けてきたラッパー・プロデューサーの一人で、様々なスタイルを試行錯誤してきた。

初期の正統派なラップはもちろんカッコいいが、4作目ぐらいからの歌うようなラップスタイルにも定評がある。

時代によって変わる彼の音楽を聞いてみてほしい。

おすすめのアルバム
College Dropout

College Dropout

 
マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー(初回限定盤)

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13. Kendrick Lamar

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今一番注目されているアーティスト、ケンドリック・ラマー。

コンプトン出身のラッパーといえばギャングスタスタイルを全面に押し出したスタイルが多いが、彼はそんな過酷な環境な中でも悪に手を染めず生き抜いてきたことを自身の強みとして確立し、評価された。

ラップの旨さ、リリックのリアリティー、サウンドの良さ等どれを取り上げても現役ラッパーではNo.1だろう。

おすすめのアルバム
グッド・キッド、マッド・シティー

グッド・キッド、マッド・シティー

  • アーティスト: ケンドリック・ラマー,アンナ・ワイズ,ドクター・ドレー,ジェイ・ロック,ドレイク,MCエイト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/01/06
  • メディア: CD
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トゥ・ピンプ・ア・バタフライ

トゥ・ピンプ・ア・バタフライ

  • アーティスト: ケンドリック・ラマー,K.ダックワーズ,M.スピアーズ,S.ブルナー,F.アニクラポ,アーニー・アイズレー,マーヴィン・アイズレー,ルドルフ・アイズレー,R.Isley
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2017/07/12
  • メディア: CD
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まとめ

楽曲を聞いてほしいラッパーは選びだしたらキリがなくとても13人では紹介しきれないのだが、今回は無理やり13人に絞った感じになってしまった。

今回紹介した中で好みのラッパーがいたら、そのラッパーと関わりのあるラッパーや、同年代のラッパーなども聞いてみてほしい。

TOEICで950点を超えたので、英語の基礎力をアップさせながら点数をあげるための効率的な勉強方法を紹介

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先日TOEICを受験したところ、950点を超えることができた。

5年ほど前に受験した際は750点だったので、200点の点数アップに成功した。

テストの点数を上げることについて考えたときに、100点満点のテストで70点を90点にするのと90点を95点にするのでは全然難易度が違う。もちろん後者のほうが難しい。

TOEICの場合も同じ。500点から700点にするのに50時間勉強しなければいけないとしたら、700点から900点にするには200時間勉強しなければいけないかもしれない。さらに900点から990点にしようと思ったら500時間勉強しないといけないかもしれないのだ。

TOEICに関して言えば、基礎を固め勉強のコツをつかむことで、効率よく短期間で点数アップすることができることがわかった。

ただしテストの点を取ることが、本当に実践で使うことのできる英語力に結びついているかと言ったらそうではない。

 

英語力とは僕は以下の4つの能力だと考えている。

  • 聞く力(Listening)
  • 読む力(Reading)
  • 書く力(Writing)
  • 話す力(Speaking)

 

個人的にTOEICで高い点数を取ることには何の価値も感じていないので、今回の記事ではテストの点数を取るだけでなく、真の英語力を身につけるための勉強方法を紹介しようと思う。

 

英語力を付けながらTOEICで高得点を狙うための勉強方法

1. 高校レベルの文法を身につける

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高校時代に受験勉強で文法の基礎を身に着けていた僕は、改めて文法の勉強を全くしていないが、英語力向上のためには文法が必須だろう。

高校レベルの文法さえ完璧にマスターしておけば、TOEICで900点以上は狙えるだけでなく日常的な英会話でもまず困ることはない。高校の授業で使われるような参考書は基本的な文法を網羅しているので、かなり使えると思う。

文法はとにかく反復学習することが大事なので、多くの例題を解いたり英作文を作るなどして記憶に定着させよう。こればっかりは時間がかかるが仕方がない。

ちなみに僕が当時使っていた参考書はこの2つ。

 

総合英語Forest 7th Edition

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この参考書も多くの学校で使われているので、おすすめできると思う。

 

Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

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文法を学習する際のポイント
  • 高校レベルの文法を完璧にする。
  • 参考書は高校で使われるテキストを繰り返し解く。例題などを多く解くと良い。

 

2. 単語を覚える

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単語力は会話力に直結している。さらにTOEICの英単語は大学受験レベルよりも難しいので、TOEICを受ける場合にはある程度対策が必要だ。

知っている単語の数を増やすだけで、時間内に解くことができる問題の数が格段に増える。というのも、TOEICには単語を知らないと解けない問題があるのはもちろん、単語を知っているだけで内容を理解したり予測することが容易になるケースが多々あるからである。語彙力は特に長文読解問題でカギになってきくる。

大学入試レベルの単語をある程度知っている人には、この単語集をおすすめする。

 

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

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TOEICなのにTOEFLの単語帳?と思うかもしれないが、実はTOEFLの単語はTOEICの単語も網羅している。つまり、より難しい単語を覚えちゃってTOEIC単語を余裕で乗り切ろうという作戦だ。

このTOEFL単語集、単語の難易度別にPart1からPart4まで分かれている。そして実際に僕が勉強したのはPart3まで。Part1、2は大学受験レベルの単語とチラホラ知らない単語がある程度。Part3は結構難しく、ほとんど知らない単語だった。Part4は難しすぎて試験にはほとんど出ないと思うが、時間があったら純粋に勉強したい。日常会話であればPart2までを暗記すれば十分。

おすすめの勉強法は、単語カードを使うこと。知らない単語だけをピックアップしそれを単語カードに書いて覚えるのが、遠回りに見えて一番近道だと思う。

そして単語を覚えるときは待ち時間や通勤時間を利用しよう。単語暗記のための勉強を設けても効率が悪いし、思ったよりも覚えていないものだ。テレビやDVDを見ながらでもいいので、一回で完璧に覚えようとせず、声に出して発音することを何回も繰り返し、文字よりも絵をイメージしながら身につけよう。付属のCDを利用するのもいいが、聞くだけよりもむしろ自分で発音して即興で例文などを作ってみるほうが定着しやすいだろう。

こちらの単語カード詰め合わせが安くてお得。

 

コクヨ 単語帳 単語カード 中 詰め合わせ 青・ピンク各12冊 黄6冊 タン-101ツメ

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高校レベルの単語も怪しい人はもう少し易しい単語から勉強しよう。個人的には速読英単語必修編かDUOがおすすめ。

 

速読英単語1必修編[改訂第6版]

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DUO 3.0

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単語を学習する際のポイント
  • 高得点を狙うならTOEFL用の単語集を使うと良い。
  • 知らない単語だけをピックアップし、単語カードの表に英単語、裏に日本語訳を書いて暗記する。
  • 単語を勉強するための時間はわざわざつくらない。通勤時間、空き時間を利用して暇があれば単語に触れる。
  • 文字よりも絵をイメージする。声に出して発音する。

 

3. 模擬テストまたは本番形式の問題集を解く

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3では英会話力というよりもむしろTOEICのための勉強方法を紹介する。

TOEIC本番の形式に慣れたり問題の傾向をつかむためには、模擬テストや本番形式の問題を解くことはとても重要だ。

僕が使った問題集はこちら。問題は難しすぎず、傾向をとらえた良問が揃っていると思う。

 

TOEIC(R)テスト 究極の模試600問 【新形式問題の完全模試200問(音声付)プレゼント】 (TOEICテスト 究極シリーズ)

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本番形式の模試が3回分付いているのだが、僕は3回ずつ解いた。

最も重要なのはきちんと時間を計って解くこと。TOEICの制限時間は慣れていない人には結構シビアなので、本番での時間配分を身につけたい。

問題集を一通りやり終えると、自ずと自分の苦手な問題の傾向が見えてくると思う。自分の弱点を見つけたら、間違えた問題のパターンや、わからなかった単語や言い回しをチェックすることが重要だ。TOEIC本番では模擬テストと似たような問題パターンや単語が出ることが多いので、面倒くさがらずに細かなことをきちんとやろう。

気をつけたいのは、どんな問題集を解く際にも言えることだが最低でも3回は解くこと(要領の良い人は2回でもいいと思うが)。1回目で自分の間違えた箇所やわからない問題を把握すること、2回目で知らない単語やパターンを覚え、問題を解けるようにすること、3回目でその問題パターンの定着することを目標に頑張ろう。

 

公式問題集は解いたことが無いが、TOEIC対策の鉄板問題集のようだ。

 

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 

 

模擬テストを解く際のポイント
  • 問題集を一冊決め、3回以上は解く。
  • 知らなかった単語、熟語表現を覚える。
  • 問題の形式や出題パターン、時間配分を把握する。

 

4. 苦手とするPartを重点的に学習

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4でもTOEICのための勉強方法を紹介する。
最近ではTOEICのPart別の問題集が出版されており、苦手分野や伸ばしたいPartがある人はそれを使うと良い。中でもヒロ前田氏の究極のゼミシリーズは難しすぎず、苦手な人でもとっつきやすいのでおすすめ。

僕の場合、以前は本番でリーディングの時間が足りないことが多々あった。長文読解に不安があったので以下の問題集を解いてPart7を克服し得意分野にした。

リーディングは途中で立ち止まらず、精読よりもむしろ速読することが重要だ。回答に自信がない問題にはチェックしておいて最後に時間が余ったら解くようにする方法がベスト。とにかく早く解くことを意識しよう。

 

【新形式問題対応】TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7

【新形式問題対応】TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7

 

 

自信のあったリスニングもさらに点数を伸ばすため、以下の問題集を使った。

 

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4

 

 

これらの問題集には難しい問題はほとんど出てこない。知識をつけるというよりもむしろ、解き方や時間配分、パターンを叩き込むための参考書と言ったほうがいいだろう。これらの受験のコツを身につけることで心に余裕が生まれ、点数も驚くほど伸びた

 

苦手Partを学習する際のポイント
  • 問題パターンを徹底的に頭に叩き込む。
  • 時間内に解き終わることを何よりも優先する。

 

5. 様々なトピックに関する英語での会話やスピーチを聞いてみる

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日本で生活していると英語を聞く機会がかなり少ない。普段聞くことのない言語をマスターすることなど到底不可能である。

リスニング力を鍛えるためには、いかに英語に触れる機会を増やすかだと考えている。

僕の経験上おすすめなのは、自分の好きなトピックに関する英語動画を見ることか、英語のラジオやPodcastを聞くことだ。

動画であればYoutubeやTEDがおすすめだ。Youtubeで様々なトレンド情報や旅行の風景などを楽しむことができる「バイリンガール英会話」や、サイエンスからコメディ、ビジネスまで多くのトピックについて各分野の世界的な著名人がスピーチするTEDは飽きることなく継続することができる。

Podcastであればおすすめは圧倒的に「バイリンガルニュース」だろう。英語だけでなく日本語を混ぜた形で面白いトピックについて議論するため、話の内容がわからなくなることなく会話についていくことができる。単純に扱っているテーマが面白いということもある。

他にも興味のある海外ドラマを選び、日常的に鑑賞するのも良い。日常表現が多く出てくるおすすめの海外ドラマは「フレンズ」だ。朝に英語字幕付きで一回、夜に字幕無しで同じ話をもう一回見ることで、英語の言い回しを定着させることができるので是非試してみてほしい。

 TOEIC用のリスニングはパターン化されており慣れると面白みが無いので、リスニング力を伸ばしたい人はYoutubeやPodcastで英語耳を鍛えることをおすすめする。

 

おすすめのYoutube・Podcast・海外ドラマ
  • バイリンガール英会話
  • TED
  • バイリンガルニュース
  • フレンズ

 

6. オンライン英会話に挑戦する

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英語を聞き取れることと話せることは別の次元の話である。 日本にいるとほとんど英語を話す必要が無いので自ら話す機会を作る必要がある。

オンライン英会話は自宅で英会話の練習ができ、スピーキングだけでなくTOEIC対策にも役に立つリスニングの力をつけることができる。

おすすめはコスパで選ぶ場合は断然「DMM英会話」だ。料金設定と講師の質レベルが他社と比べて圧倒的に高い。 

マンツーマン指導で徹底的に英会話力を鍛えたい人は、費用が高めだがRIZAPイングリッシュ をおすすめする。カウンセリングや専属トレーナーによる指導だけでなく、継続させるための仕掛けが用意されているので途中で投げ出してしまう心配も少ない。

スピーキングは一朝一夕では身につかないスキルなので、長期間継続できる方法で取り組もう。

 

おすすめのオンライン英会話

 

まとめ

TOEICは効率的に勉強すれば、短期間でも高得点を取ることが可能だ。いろんな問題集にあれこれ手を出さずに、自分がやると決めた問題集を繰り返し解いて完璧にすることが点数アップへの近道。

気をつけてほしいのは、(皆さん薄々気づいていると思うが)TOEICの点数が高いからといってそれが真の英語力とはリンクしないこと。点数なんて所詮数字でしかないのでどうせ勉強をするのであれば本当に使える英語力を身に着けたい。

真の英語力を付けるには聞く力(Listening)と読む力(Reading)だけではなく、書く力(Writing)と話す力(Speaking)も身につける必要があり、それらは反復練習することでしか身につかない。

アウトプットを意識したインプットをすることで本物の英語力を磨きたい。

歴史を変えた、絶対に聞くべき洋楽ヒップホップの最重要アルバム70選

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ヒップホップの歴史の中で、名盤と呼ばれるアルバムがある。

数ある作品の中からこれはとりあえず聞いておくべきとも言える作品70枚を厳選してみたので、紹介しようと思う。

 

耳を貸すべき洋楽ヒップホップの名盤

1981〜1990年

Run-D.M.C. - Run-D.M.C. (1984)
Run Dmc

Run Dmc

 

現代にも繋がるヒップホップのルーツ、ランDMCの名曲が詰まったアルバム。

 

LL Cool J - Radio (1985)
Radio

Radio

 

シンプルなリズムが癖になるマルチな才能を持つLLクールJのアルバム。

 

Beastie Boys - Licensed To Ill (1986)
Licensed to Ill

Licensed to Ill

 

ロックとブラックミュージックの融合を実現したビースティのクラシック。

 

Run-D.M.C. - Raising Hell (1986)
Raising Hell

Raising Hell

 

エアロスミスとのコラボ曲、Walk This Wayが収録されたアルバム。

 

Boogie Down Productions - Criminal Minded (1987) 
CRIMINAL MINDED (IMPORT)

CRIMINAL MINDED (IMPORT)

 

サウス・ブロンクス色全開のサウンドとKRS-Oneのラップが最高のクラシック。

 

Eric B & Rakim - Paid In Full (1987)
Paid in Full

Paid in Full

 

ラキムのラップとエリックBのスクラッチ最強説を世に知らしめた最高傑作。

 

Big Daddy Kane - Long Live The Kane (1988) 
Long Live the Kane

Long Live the Kane

 

リリシスト、ケインのセクシーなラップ炸裂の名アルバム。 

 

Boogie Down Productions - By All Means Necessary (1988)
By All Means Necessary

By All Means Necessary

 

社会問題をラップした政治色の強いコンシャスラップの名曲ぞろい。

 

EPMD - Strictly Business (1988) 
Strictly Business-25th Anniversary Edition

Strictly Business-25th Anniversary Edition

 

ヒップホップはビジネスだという、EPMDのヒップホップへの姿勢が全面に現れたアルバム。

 

Jungle Brothers - Straight Out The Jungle (1988)
Straight Out the Jungle

Straight Out the Jungle

 

ネイティブ・タンのルーツとも言える原点回帰的なアルバム。

 

N.W.A - Straight Outta Compton (1988)
ストレイト・アウタ・コンプトン

ストレイト・アウタ・コンプトン

 

アイス・キューブ、ドクター・ドレーの二大巨頭有するN.W.Aの、ギャングスタ・ラップを全米に浸透させた教科書的アルバム。 

 

Public Enemy - It Takes A Nation Of Millions To Hold Us Back (1988)
It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back

It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back

 

チャックDが吠えまくる、政治的ラップの最高峰。

 

Slick Rick - The Great Adventures Of Slick Rick (1988) 
Great Adventures of Slick Rick

Great Adventures of Slick Rick

 

最高のストーリーテラーであるスリック・リックの心地良いラップ。

 

Ultramagnetic MC’s - Critical Beatdown (1988)
Critical Beatdown

Critical Beatdown

 

NYのアンダーグラウンドなヒップホップと言えばこれ。

 

The D.O.C. - No One Can Do It Better (1989)
No One Can Do It Better

No One Can Do It Better

 

声を失ってしまったD.O.C.の名パンチライン、名曲ぞろいのアルバム。

 

Geto Boys - Grip It! On That Other Level (1989)
Grip It on That Other Level

Grip It on That Other Level

 

スカーフェイスのラップが光る、南部発サウンド。

 

De La Soul - 3 Feet High And Rising (1989)
3 Feet High & Rising

3 Feet High & Rising

 

肩の力を抜いて聞ける最高のニュースクール・ヒップホップ・

 

A Tribe Called Quest - People’s Instinctive Travels And Paths Of Rhythm (1990) 
ピープルズ・インスティンクティヴ・トラヴェルズ・アンド・ザ・パスズ・オブ・リズム

ピープルズ・インスティンクティヴ・トラヴェルズ・アンド・ザ・パスズ・オブ・リズム

 

ATCQのオシャレなサウンドとラップの原点。

 

Brand Nubian - One For All (1990) 
One for All

One for All

 

MCリレーが面白く、サウンドも良ネタが多いアルバム。

 

Eric B & Rakim - Let The Rhythm Hit ‘Em (1990) 
Let Rhythm Hit Em

Let Rhythm Hit Em

 

聞けば聞くほど良くなるスルメ的なビート。

 

Ice Cube - Amerikkka’s Most Wanted (1990) 
AmeriKKKa's Most Wanted [Edited Version]

AmeriKKKa's Most Wanted [Edited Version]

 

西海岸で政治的なラップができるのはキューブしかいないことを再確認できるアルバム。

 

Main Source - Breaking Atoms (1990)
ブレイキング・アトムズ

ブレイキング・アトムズ

 

ナズのデビュー的な位置づけの曲、Live At Barbecueが収録されたアルバム。

 

1991〜2000年

A Tribe Called Quest - The Low End Theory (1991) 
Low End Theory

Low End Theory

 

ATCQの最高傑作であり、Q-Tipが脂の乗ったラップを聞かせてくれる。

 

De La Soul - De La Soul Is Dead (1991) 
De La Soul Is Dead

De La Soul Is Dead

 

相変わらず緩めでファンキーなラップを聴くことができるデラソウル二作目。

 

Ice Cube - Death Certificate (1991)
生と死

生と死

 

言葉吐き出しまくりのアイスキューブ史上最高傑作。 

 

Eric B & Rakim - Don't Sweat The Technique (1992) 
Don't Sweat the Technique

Don't Sweat the Technique

 

ノリの良いサウンドとラキムの完璧なラップ。

 

Pete Rock & CL Smooth - Mecca And The Soul Brother (1992) 
Mecca & The Soul Brother

Mecca & The Soul Brother

 

最高のコンビによる最高の音。

 

Dr. Dre - The Chronic (1992) 
Chronic

Chronic

 

誰も文句の付けようがない、西海岸ヒップホップの金字塔的アルバム。

 

Snoop Doggy Dogg - Doggystyle (1993) 
Doggystyle

Doggystyle

 

Gファンク全開、コンプラ全開のスヌープ史上最高傑作のファースト。

 

Wu-Tang Clan - Enter The Wu-Tang (36 Chambers) (1993) 
ENTER THE WU-TANG

ENTER THE WU-TANG

 

実験的なサウンドとスキルフルで荒々しいラップの組み合わせが抜群の、ウータン史上最高傑作。 

A Tribe Called Quest - Midnight Marauders (1993) 
Midnight Marauders

Midnight Marauders

 

洗練されたサウンドのATCQのサード・アルバム。

 

Nas - Illmatic (1994) 
Illmatic

Illmatic

 

ヒップホップ史上最高傑作のアルバムなので何も言わずに10回は聞いてほしい。

 

The Notorious B.I.G. - Ready To Die (1994)
Ready To Die

Ready To Die

 

キャッチーなビート上に乗せた旨すぎるラップが聴けるビギーのファースト。

 

Warren G - Regulate... G Funk Era (1994) 
Regulate G-Funk Era

Regulate G-Funk Era

 

レイドバックしまくってて聴いたらすごくチルできるアルバム。

 

O.C. - Word...Life (1994)
Word Life

Word Life

 

ヒップホップ史上10本の指に入るであろうサウンドが最高な大傑作。

 

Gang Starr - Hard To Earn (1994) 
HARD TO EARN

HARD TO EARN

 

ジャズ的要素を取り入れたDJプレミアプロデュースの名曲がたくさん。

 

Scarface - The Diary (1994) 
Diary

Diary

 

映画をネタに使ったサウンドも多いスカーフェイスのソロ。

 

Method Man - Tical (1994)
Tical

Tical

 

ウータンのメンバー、メソッドマンのノリの良いソロアルバム。

 

Mobb Deep - The Infamous… (1995) 
THE INFAMOUS

THE INFAMOUS

 

永遠のアンセム、Shook Ones Part 2を収録したドープすぎるアルバム。

 

Raekwon - Only Built 4 Cuban Linx… (1995)
ONLY BUILT 4 CUBAN LINX

ONLY BUILT 4 CUBAN LINX

 

RZAのサウンドがドープすぎる作品。

 

2Pac - Me Against The World (1995) 
Me Against the World

Me Against the World

 

ギャングスタ的な方向に走り出した頃の2パックの作品。

 

Fugees - The Score (1996)
Score

Score

 

ポップな曲が多く、ローリン・ヒルの歌声が最高。

 

Jay-Z - Reasonable Doubt (1996) 
Reasonable Doubt

Reasonable Doubt

 

ハスラーとしての世界観が全面に出たジェイZのファーストは、サウンドもシンプルで飽きない仕上がり。

 

2Pac - All Eyez On Me (1996)
All Eyez on Me

All Eyez on Me

 

2パックの名曲多数収録の集大成的アルバム。

 

The Notorious B.I.G. - Life After Death (1997) 
Life After Death

Life After Death

 

ビギーの死後にリリースされた、キャッチーかつ名曲多数なアルバム。 

 

Common - One Day It'll All Make Sense (1997)
One Day It'll All Make Sense

One Day It'll All Make Sense

 

コモンのオシャレサウンドが堪能できる。

 

Gang Starr - Moment Of Truth (1998) 
Moment of Truth

Moment of Truth

 

改めてこのコンビは最高だと思える作品。

 

Lauryn Hill - The Miseducation Of Lauryn Hill (1998) 
The Miseducation of Lauryn Hill

The Miseducation of Lauryn Hill

 

最高のラッパーかつシンガー、ローリンのソロ作品は名曲ばかり。

 

Dr. Dre - 2001 (1999) 
2001

2001

 

ヒップホップのサウンドを進化させたドレーのオリジナルサウンド。

 

Common - Like Water For Chocolate (2000)
Like Water for Chocolate

Like Water for Chocolate

 

やはりオシャレなコモン。

 

Eminem - The Marshall Mathers LP (2000) 
Marshall Mathers Lp by EMINEM (2012-08-01)

Marshall Mathers Lp by EMINEM (2012-08-01)

 

エミネムが毒舌振りをよりレベルアップさせてきたセカンド・アルバム。

 

Nelly - Country Grammer (2000) 
カントリー・グラマー

カントリー・グラマー

  • アーティスト: ネリー
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  • 発売日: 2000/11/22
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南部訛りと歌うようにラップするスタイルでヒットを連発したネリーのファースト。

 

Outkast - Stankonia (2000)
STANKONIA

STANKONIA

 

南部を代表するアウトキャストのスキルの高いラップを聴くことができる一枚。

 

2001〜2017年

Nas - Stillmatic (2001) 
Stillmatic

Stillmatic

 

サウンド、リリックともに進化を遂げたナズの5thアルバム。

 

Jay-Z - The Blueprint (2001)
ザ・ブループリント

ザ・ブループリント

  • アーティスト: ジェイ・Z,エミネム,S.カーター,J.スミス,R.ハレル,K.ウェスト,J.C.オリバー,T.モスリー,D.ギブス,M.マザーズ,B.バード
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
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ネタ使いが多く、新たな挑戦が見られるジェイZの傑作。

 

Scarface - The Fix (2002) 
Fix

Fix

 

ビーフ中だったナズとジェイZも客演している、スカーフェイスのクラシック。

 

Eminem - The Eminem Show (2002)
The Eminem Show

The Eminem Show

 

エミネム全盛期の攻撃的なリリックが炸裂するサード。

 

Jay-Z - The Black Album (2003)
Black Album

Black Album

 

ジェイZが引退前に出したアルバムで(現在は復帰)、ギターサウンドとの融合なども見られてカッコいい。

 

The Black Eyed Peas - Elephunk (2003)
Elephunk

Elephunk

 

ファーギー加入後のキャッチーでノリの良い曲が聴けるBEPのサード。

 

50 Cent - Get Rich Or Die Tryin' (2003)
Get Rich Or Die Tryin

Get Rich Or Die Tryin

 

ドレープロデュースでギャングスタ的な内容の曲が多い、50セントのデビュー作。

 

Kanye West - The College Dropout (2004) 
College Dropout

College Dropout

 

才能しか感じないカニエのファースト。

 

T.I. - King. (2006)
King

King

 

フロウの気持ちいいT.I.の出世作。 

 

Lil Wayne - Tha Carter III (2008)
Tha Carter III

Tha Carter III

 

独特のスタイルを貫くリル・ウェインのサード。

 

T. I. - Paper Trail (2008)
ザ・ペーパー・トレイル~真実の行方

ザ・ペーパー・トレイル~真実の行方

  • アーティスト: T.I.,スウィズ・ビーツ,ジェイ・Z,ジョン・レジェンド,ジャスティン・ティンバーレイク,リュダクリス,リアーナ,アッシャー,カニエ・ウェスト,B.o.B,リル・ウェイン
  • 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: CD
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ビルボード1位を連発し乗りに乗っていたT.I.のヒット作。

 

Kanye West - My Beautiful Dark Twisted Fantasy (2010)
マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー(初回限定盤)

マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー(初回限定盤)

 

ヒップホップをネクストレベルに持っていった、時代の一歩先を行くカニエの傑作。

 

Drake - Thank Me Later (2010) 
Drake - Thank Me Later

Drake - Thank Me Later

 

ラップも歌もうまいドレイクの才能が花開いた作品。

 

Kendrick Lamar - good kid, m.A.A.d city (2012) 
GOOD KID, M.A.A.D CITY

GOOD KID, M.A.A.D CITY

 

シリアスでドープなケンドリック・ラマーの人気を決定づけた一枚。

 

Kendrick Lamar - To Pimp A Butterfly (2015)
To Pimp a Butterfly

To Pimp a Butterfly

 

ケンドリック・ラマーの才能がこれ一枚に凝縮されている。

 

J. Cole - 4 Your Eyez Only (2016)
4 YOUR EYEZ ONLY

4 YOUR EYEZ ONLY

 

独自のフロウで時代を引っ張るJコール最大のヒット作。

 

Kendrick Lamar - Damn. (2017) 
Damn

Damn

 

グラミー賞を総なめにしたケンドリックの実力が分かる一枚。

 

まとめ

アルバムを通して聞くことで、ヒップホップの世界観をより深く理解することが出来ると思う。

今回紹介した名盤と言われるアルバムには、聞けば聞くほど理解できる良さがあるので、もしも一度聞いてピンとこなかったとしても時間を置いてもう一度聴いてみてほしい。

 

以下の記事も参考にして自分の好きなヒップホップを見つけていただければと思う。

weird1103.hatenablog.com

 

初心者も上級者も絶対に聞くべき洋楽ヒップホップの名曲を年代別に紹介【1979-2017】

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小学生高学年の頃から15年以上ヒップホップを好んで聞いてきた。

 

ヒップホップは1970年代に、ニューヨークのサウスブロンクスで生まれた。

ギャングやドラッグにまみれた生活の中、貧困層の黒人たちには金が無く楽しみもない。

彼らアフリカ系アメリカ人たちはディスコに行けない代わりに自分たちでパーティーをするようになった。

ターンテーブルを家から持ってきてDJがレコードを回し、音に合わせて踊る人が集まり、ラップをする人が現れ、ヒップホップ・オールドスクールが誕生した。

それから数十年経つ中でヒップホップはスタイルを変えてきたが、いい音楽は今聞いても決して色褪せることはない。

今回の記事では僕が影響を受け、歴史的にも重要なヒップホップの名曲を年代別に紹介しようと思う。

ヒップホップを聞く人も、これから聞きたい人も是非聞いてみてほしい。

 

年代別にヒップホップの名曲を紹介

1979

The Sugarhill Gang – Rapper's Delight

ヒップホップが手探りなものであったことを感じさせるとにかく長い曲。

一番最初に商業的に成功したラップ曲で、今なおサンプリングされるフレーズが多い。

ヒップホップが音楽として認められるきっかけとなった曲。

 

1980

Kurtis Blow – The Breaks

元祖パーティーラップ。

この曲でヴァースだけでなくフックを曲中に入れることでヒップホップが曲としての構成を持つようになった。 

 

1981 

Afrika Bambaataa & The Jazzy Five - Jazzy Sensation

とにかくジャジーな曲。

自分で自分のことをジャジーって言いまくるぐらいにジャジー。

 

Kool Moe Dee Vs. Busy Bee – Live Battle

 

1982

Grandmaster Flash & The Furious Five – The Message

貧乏な黒人の生きづらい社会をラップした曲。

文化的、歴史的にラップが重要だとこの曲で初めて認められ、ラップの概念が普及され始めた。

 

Afrika Bambaataa & The Soul Sonic Force – Planet Rock

 

1983

Run-D.M.C. – It's Like That

Run-D.M.C.が最初に注目されるきっかけとなった曲。

フックのリズムがとにかく気持ちいい。

 

Run-D.M.C. – Sucker M.C.’s

 

1984

Whodini - Friends

友達についてラップした曲。

ラップがポップの領域にも踏み出すようになった一曲で、様々な層をリスナーとして取り込むきっかけとなった。

 

Fat Boys – Stick 'Em

 

1985

Doug E Fresh & Slick Rick – La Di Da Di

スリック・リックのストーリーテラー振りが分かる一曲。

スヌープ・ドッグも後にカバーしている。

 

Doug E Fresh & Slick Rick – The Show

 

1986

Ice-T - 6 In The Morning

ギャングスタ・ラップの起源とも言える曲。

ドラッグや殺人について堂々と語るアイス・Tの貫禄が凄い。

 

Salt-N-Pepa – Push It

 

Run-D.M.C. – It's Tricky 

 

1987

Eric B. & Rakim – Paid In Full

ラキムのラップが旨すぎる完成された一曲。

名パンチラインが多すぎる。

 

LL Cool J – I'm Bad 
 
Boogie Down Productions – The Bridge Is Over
 
Boogie Down Productions - South Bronx

 

Beastie Boys - (You Gotta) Fight for Your Right (To Party!)

 

1988

N.W.A. - Straight Outta Compton

ギャングスタ・ラップを全米に広めた曲。

1988年は名曲・名アルバム多数だが、この曲のもたらした西海岸ギャングスタ・ラップへの影響は計り知れない。

 

N.W.A. - Fuck The Police

 

Big Daddy Kane – Ain't No Half Steppin'

 

Public Enemy – Rebel Without A Pause  

 

1989

Public Enemy – Fight The Power

権力に対抗するための政治的なラップの完成形。

差別が蔓延していた黒人社会のアンセム。

 

Slick Rick – Children's Story

 

Kool G Rap – Road To The Riches

 

De La Soul – Me, Myself & I

 

De La Soul – Eye Know

 

The D.O.C. - It’s Funky Enough

  

1990

Ice Cube – AmeriKKKa's Most Wanted

N.W.Aから脱退してソロでもやっていけることを証明したアルバムからの一曲。

N.W.Aで一番の魅力は間違いなく彼だったと思う。

 

LL Cool J – Mama Said Knock You Out

 

Too $hort – The Ghetto

 

A Tribe Called Quest – Bonita Applebum

 

1991 

A Tribe Called Quest – Scenario

ATCQの最も脂が乗っている曲。

Q-Tipがラップうますぎかっこ良すぎ。

 

Geto Boys - Mind Playing Tricks On Me

 

Main Source - Live At The Barbeque (ft.  Nas, Joe Fatal & Akinyele)

 

Black Sheep - The Choice Is Yours

 

1992

Dr. Dre & Snoop Doggy Dogg – Nuthin' But A 'G' Thang

Gファンクの起源にして最高傑作。

この曲が収録されたアルバムによってヒップホップの拠点が東海岸から西海岸に移り、ウエッサイ全盛期に入る。

 

Eric B. & Rakim – Know The Ledge

 

Eric B. & Rakim – Don’t Sweat The Technique

 

Ice Cube – It Was A Good Day

 

EPMD – Crossover

 

Pete Rock & CL Smooth -  They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)

 

1993

Snoop Doggy Dogg – Who Am I? (What's My Name?)

スターになるべくしてなったスヌープ・ドッグのソロ・デビュー作品の中の一曲。

Dr. Dreのアルバムで見せたスキルが本曲でも遺憾なく発揮されている。

 
Snoop Doggy Dogg – Ain’t No Fun (ft. Nate Dogg, Warren G & Kurupt)
  
Wu-Tang Clan – Protect Ya Neck

 

Wu-Tang Clan – Method Man

 

Ice Cube – You Know How We Do It

 

A Tribe Called Quest – Aword Tour

 

Naughty By Nature – Hip Hop Hooray

 

Souls Of Mischief - 93 'til Infinity

 

2Pac - I Get Around

 

1994

The Notorious B.I.G. - Juicy

キャッチーなサウンドとビギーのタイトなラップによって完成された一曲。

リリックの内容も最高。

1994年は東海岸の名曲が多く、この曲も西海岸のラップの盛り上がりに一矢報いた。

 

Nas – NY State Of Mind

 

Nas – The World Is Yours

 

Warren G & Nate Dogg – Regulate

 

 

Warren G - This DJ

 

O.C. - Born 2 Live

 

O.C. - Time's Up

 

Beastie Boys - Sabotage

 

Gang Starr - Mass Appeal

 

Gang Starr - Code Of The Streets

 

Group Home - Supa Star

 

Wu-Tang Clan – C.R.E.A.M.

 

Wu-Tang Clan – Da Mystery Of Chessboxin'

 

Craig Mack - Flava In Ya Ear (Remix) (ft. The Notorious B.I.G., LL Cool J, Busta Rhymes & Rampage)

 

1995

Mobb Deep – Shook Ones Part Ⅱ

現代にも伝えられる名曲中の名曲。

ビートのカッコ良さと今は亡きProdigyの荒削りなラップが最高にマッチしている。

 

2Pac – Dear Mama

 

Coolio – Gangsta's Paradise

 

Common - Resurrection
 
Method Man - Release Yo' Delf 

 

Ol' Dirty Bastard - Shimmy Shimmy Ya
 
The Notorious B.I.G. - Big Poppa

 

1996

2Pac – California Love (ft. Dr. Dre)

カリフォルニアの楽園具合がよく分かるザ・カリフォルニア賛歌。

ギャングスタラップの二大巨頭による最高にファンクなサウンドが良い。

 

Xzibit – Paparazzi

 

Jay-Z – Dead Presidents
 
Jay-Z - Ain't No Nigga (ft. Foxy Brown)

 

Mobb Deep – Hell On Earth (Front Line)

 

Fugees - Fu-Gee-La

 

1997

Puff Daddy & Mase - Can’t Nobody Hold Me Down

バッド・ボーイ・レコードの快進撃の幕開けとなる曲。

ショウビジネスのスケールの大きさを改めて認識させ、西海岸主流の流れを東に引き戻した。

 

The Notorious B.I.G. - Hypnotize

 

LL Cool J – 4321 (ft. Method Man, Redman, DMX & Canibus)

 

EPMD – Da Joint

 

KRS-One - Step Into A World (Rapper's Delight) (ft. Keva)

 

Rakim - Guess Who’s Back

 

Gang Starr - You Know My Steez

 

Common - Reminding Me (Of Sef)

 

1998

DMX – Ruff Ryder's Anthem

とにかくやりたい放題のDMXのスタイルが全面に出た一曲。

DMXの恐ろしさを世間に知らしめるには十分な仕上がりとなっている。

 

Big Pun & Fat Joe – Twinz (Deep Cover 98)

 

Big Pun - Still Not A Player (ft. Joe)

 

Lauryn Hill - Doo Wop (That Thing)

 

Jay-Z - Can I Get A... (ft. Amil & Ja Rule)

 

M.O.P. - 4 Alarm Blaze (ft. Teflon & Jay-Z)

 

1999

Dr. Dre & Snoop Dogg – Still D.R.E.

再び西海岸が盛り上がることを決定付けた一曲。

サウンドの重厚さが半端じゃないことに加え、ドレーとスヌープのコンビネーションは健在。

 

 

Method Man & Redman – Da Rockwilder

 

EMINEM – My Name Is

 

Gang Starr - Full Clip

 

Lauryn Hill - Ex-Factor

 

Lauryn Hill - To Zion (ft. Carlos Santana)
 
Nas - Nas Is Like

 

The Roots - The Next Movement (ft. DJ Jazzy Jeff & Jazzyfatnastees)

 

2000

M.O.P. – Ante Up (Remix) (ft. Busta Rhymes & Remy Ma)

男臭さを極めたM.O.P.のアンセムソングはもちろんリミックス。

最高のパーティーチューンは今でも色あせていない。 

 

Outkast – Ms. Jackson

 

EMINEM – Stan

 

Jay-Z - Big Pimpin' (ft. UGK)
 
Royce Da 5’9’’ - Boom
 
Common - The Light

 

2001

Nas – Ether

NasとJay-Zのビーフの際にNasが発表し、完全にJay-Zを食った一曲。

ディスの内容もかなり過激なものだが、それでもリリカルさは失っていないのがリリシストたる所以。

 

Nas – Got Ur Self A...

 

Jay-Z – Song Cry

 

Jay-Z - Renegade (ft. Eminem)

 

Missy Elliot - Got Ur Freak On

 

Nelly – Ride Wit Me (ft. City Spud)

 

Ja Rule - Always on Time (ft. Ashanti)

 

2002

EMINEM – Lose Yourself

映画8Mileの主題歌となった曲。

歌詞の内容はポジティブでエミネムの鬼気迫るラップに手に汗握る、多くのヘッズたちを魅了した一曲。

 

Scarface – On My Block

 

Nelly – Hot In Herre

 

Nelly – Dilemma (ft. Kelly Rowland)

 

Clipse - Grindin'

 

Missy Elliot - Gossip Folks (ft. Ludacris)

 

LL Cool J - Luv U Better
 
Nas - One Mic

 

Jermaine Dupli - Welcome To Atlanta (ft. P. Diddy, Murphy Lee & Snoop Dogg)

 

2003

50 Cent – In Da Club

50Centをスターダムにの仕上げた一曲。

ドレープロデュースのサウンドが最高にドープ。

 

DMX – X Gon' Give It To Ya

 

Jay-Z – 99 Problems

 

Outkast – Hey Ya!

 

Black Eyed Peas - Where Is The Love?

 

Nas - Made You Look
 

2004

Snoop Dogg - Drop It Like It's Hot (ft. Pharrell Williams)

ファレルプロデュースの最高にドープなサウンドにラップを乗せたとにかくカッコいい一曲。

スヌープのそれまでのキャリアの中でも最高のヒット曲となった。

 

Terror Squad – Lean Back

 

Lloyd Banks – On Fire

 

Jadakiss – Time's Up (ft. Nate Dogg)

 

Kanye West - All Falls Down (ft. Syleena Johnson)

 

Mike Jones - Still Tippin’ (ft. Slim Thug & Paul Wall)

 

Beastie Boys - Ch-Check It Out

 

2005

Kanye West - Gold Digger (ft. Jamie Foxx)

カニエがメインストリームにのし上がるきっかけとなった曲。

カニエにはもっといい曲があるが、彼のキャリアではとても重要な一曲。

 

The Game – Hate It Or Love It

 

Chamillionaire – Ridin' (ft. Krayzie Bone)

 

50 Cent – Candy Shop (ft. Olivia)

 

Black Eyed Peas - Don’t Phunk With My Heart

 

2006

T.I. – What You Know

T.I.のスマッシュヒット曲で、ここから数年に渡り快進撃が始まる。

Why You Wannaもそうだが、彼のフロウは聞いていて気持ちがいい。 

 

T.I. – Why You Wanna

 

Jibbs – Chain Hang Low

 

Rick Ross – Hustlin'

 

2007

Flo Rida - Low

フロー・ライダーのヒット曲。

この曲をきっかけに日本でも人気に。

 

Young Buck – Get Buck

 

Souljah Boy – Crank That (Souljah Boy)

 

Gucci Mane – Freaky Gurl

 

UGK - International Players Anthem (ft. Outkast)

 

2008

Lil Wayne – A Milli

シンプルなビートの上でフリースタイル風にラップするリル・ウェインがカッコいい一曲。

アンダーグラウンドの支持をがっぽり集めた。

 

Lil Wayne – Lollipop

 

Young Jeezy – Put On

 

T.I. – Whatever You Like

 

T.I. – Live Your Life (ft. Rihanna)

 

T.I. & Jay-Z - Swagga Like Us (ft. Lil Wayne & Kanye West)

 

Birdman – I Run This (ft. Lil Wayne)

 

2009

Jay-Z - Empire State of Mind (ft. Alicia Keys)

ニューヨークのヒップホップ賛歌となった曲。

ビッグドリームをつかむことができるニューヨーク。

アリシア・キーズの歌声とJay-Zのラップの相性がいい。

 
Drake – Best I Ever Had

 

Lil Boosie – Better Believe It

 

Drake, EMINEM, Lil Wayne & Kanye West – Forever

 

Young Money – Every Girl

 

Black Eyed Peas - Boom Boom Pow

 

Black Eyed Peas - I Gotta Feeling

 

2010

Wiz Khalifa – Black And Yellow

ウィズ・カリファのやんちゃ振りが伝わってくるドープな一曲。

フックのフレーズが癖になる。

 

B.o.B. – Nothin' On You (ft. Bruno Mars)

 

Drake – Over

 

Lil Wayne – Drop The World (ft. EMINEM)

 

Kanye West – Monster (ft. Rick Ross, Jay-Z, Bon Iver & Nicki Minaj)

 

2011

Kanye West - Niggas In Paris (ft. Jay-Z)

ラグジュアリーなラップの完成版となった一曲。

黒人でも裕福になることができる時代になったということを社会に改めて広めた。

 

Nicki Minaj – Super Bass

 

Pitbull – Give Me Everything (ft. Ne-Yo, Afrojack & Nayer)

 

Wiz Khalifa – Roll Up

 

Wiz Khalifa & Snoop Dogg - Young, Wild & Free (ft. Bruno Mars)

 

2012

Macklemore & Ryan Lewis - Same Love

ゲイやレズビアンについて取り上げた初めてのラップ曲。

時代の変化を感じ取れる一曲。

 

2 Chainz – No Lie (ft. Drake)

 

Flo Rida - Whistle

 

Chief Keef – I Don't Like (ft. Lil Reese)

 

Kendrick Lamar - Swimming Pool (Drank)
 

2013

Eminem - Berzerk

オールドスクールへの原点回帰をしたエミネムの一曲。

スクラッチから始まるヒップホップはやはり最高だと改めて思う。

 

Rich Homie Quan – Type Of Way

 

Migos – Versace

 

Tyga – For The Road (ft. Chris Brown)

 

Big Sean - Control (ft. Kendrick Lamar & Jay Electronica)

 

2014

Rich Gang - Lifestyle (ft. Young Thug & Rich Homie Quan)

ヤングサグの奇抜さが目立つ。

貧乏から抜け出したことを讃え、個人のライフスタイルを正当化した時代を反映する一曲。

 

Rae Sremmurd – No Type

 

Lil John – Bend Ova (ft. Tyga)

 

T.I. – No Mediocre (ft. Iggy Azalea)

 

2015

Kendrick Lamar – Alright

ケンドリック・ラマーはこの曲とアルバムで名実ともに誰もが認めるスターとなった。

ワル自慢ではない、現実と希望を伝えるラップ。

 

Young Thug – Best Friend

 

Slim Jesus – Drill Time

 

2016

J. Cole - False Prophets

J. Coleの固い韻と流れるフロウが完璧な一曲。

新たな時代を担うMCに。

 

Kodak Black – Like Dat

 

Dram – Broccoli (ft. Lil Yachty)

 

2017

Kendrick Lamar - Humble

ケンドリック・ラマー一強時代を証明するようなかっこよすぎる一曲。

サウンドとライミングはもちろん、遊び心のある彼のラップに皆が魅了される。

 

Ayo & Teo – Rolex

 

Future – Mask Off

 

まとめ

いつの時代にも名曲は存在し、時代とともに変化してきたヒップホップを改めて振り返ると面白い。

メディアや社会に対して、アメリカのストリートから生まれたカルチャーが以下に影響を与えてきたか、その大きさを改めて思い知った。

今まで聞いていた人もこれから聞く人も、ヒップホップをもっと聞いて楽しもう。 

 

まずは聞くべきヒップホップの名曲についてもっと知りたい人は以下の記事をどうぞ。

weird1103.hatenablog.com